みんなのちきゅう | 「一人でも多くの実践者を増やす」ことを目指し、全国の活動家とメディアを作り上げています。

イルカ・クジラの世界から、海の未来を考える〜保育園で「海の環境学習教室」を実施〜

相良菜央
| 2023/03/14
イルカの秘密、クジラの不思議。彼らの世界を伝え、環境問題を考えるキッカケを作る活動をしています。今回は、保育園で実施した環境教育の様子をレポートにしました!

“幼い頃からイルカ大好き!”な私は、そこから海の未来を考えるようになりました。

自然を大切にする人を増やしたい…アイサーチ・ジャパンでは、イルカ・クジラと海の自然について楽しく学べる「海の環境学習教室」を実施しています。

この記事でお伝えするのは、保育園での活動の様子。活動の奥に秘められた想いや、子どもたちの言葉もご紹介!

 

あかるい未来は、みんなの力によって広がるもの

宇宙に浮かぶ、命めぐる −地球−。この惑星にはどんな未来が待っているのでしょう?

環境問題は大きな問題ですが、自分事として考えられる人はまだまだ少ないのが現状…。未来に光を灯すには、多くの人の力が必要ですね!

私は、幼少期から「イルカたちのために、青く輝く地球を大切にしたい」と強く感じ、1人でゴミ拾いしたり、小学校で新聞係になって環境問題を広めたり、自分にできることを続けてきました。

人の笑顔が好きなので、あれダメ こうしろと怒るよりも、人と人が心をつなぎ、優しい気持ちが生まれて、その温かな心の和で地球の未来を紡ぐことが、この上ない喜びです。

アイサーチ・ジャパンは、イルカ・クジラと自然の素晴らしさや大切さを、より多くの人に“伝える”活動をしています。未来を考える人が増えることを願って。

これを読まれているあなた様の持つ力も、大事な力。みんなの力で、大好きな地球の未来、輝かせていきたいです。

 

リアルな体験を、子どもたちに

神奈川県の杜ちゃいるど園(保育園)に行ってきました!

イルカ・クジラの歯や骨に触れ、本物の大きさを体感し、彼らの世界を感じる。そして海の世界から環境問題を知り、出来ることは何だろう、と考える。

それが、私たちの「海の環境学習教室」です。

海に棲む動物の骨に触ったことはありますか?陸上動物の骨と共通点も相違点もあり、新たな発見もあって面白い!

本物に触れる体験は、固さ、重さ、質感などを自ら感じられて、目だけで見る資料よりもずっと深く心に響くひととき。

今の時代、効率的に机上で学ぶ機会の方が多いのではないかと思います。

アイサーチはリアルな体験を届けることで、深く心と頭を動かし、環境問題を考える“種”を心に蒔くのです。

また、近年はバーチャルな世界が広がり実体に触れる機会が少ないので、幼い子たちには特に肌を通してリアルな体験を積んでほしい、という教育者の願いも込めて。

 

がんばるよりも、たのしむ

保育園の30名の子たちは大盛り上がり!

「クジラ大きいー!」「イルカってこんな模様もあるんだ!」

1人がイルカになって泳ぐ真似をすると、全員でイルカごっこが始まったり。

 

イルカ・クジラの世界を存分に楽しんだ後は、環境問題のお話。

ごみの写真を見て、1頭のクジラの胃の中のごみだと知った子たちは、クジラの気持ちになって考えてくれました。

海にごみがあること、水は山・川・町・海へと流れること、町でごみを減らすと海につながること。真剣な眼差しで聞き、十人十色、さまざまな意見が出ました!

私たちが心掛けているのは、我慢してがんばるよりも、楽しむこと。それには理由があります。がんばりすぎると、素敵なことも続かなくなるから。

環境活動は、続けることが大切。小さな行いでも良いので、続けること。

私は個人的にこの冬、1度も暖房を付けず過ごしました。ゆたんぽと足湯と重ね着で。それも、我慢ではなく楽しんで少しずつ続けたことが積っただけなのです。

「海の環境学習教室」も、まずは“楽しい”と思ってもらえるひとときをお届け!“続ける糧”を育んでもらうために。

ともに歩む仲間たち

ごみを減らすにはどうしたらいいのでしょうか?保育園の子たちの言葉を一部ご紹介します。

「ごみにする前に、工作に使う。ごみにするとイルカたちが困るかもしれないけど、工作にすると楽しくなる!」

「ジュースで、ペットボトルと紙パックがあれば、紙パックを買うようにすると燃やしやすい。」

「ごみのことをお母さんに教えてあげる。」「お茶を紙コップでなく、ガラスのコップで飲む。」

 

子どもたちは名札シールを貼っていましたが、終了後片付け時…。

「このシールもごみになっちゃうかな。まだ使えるかな。」とつぶやく子、「また絶対来てね!その時は、このシールごみになるからシール付けないようにするから、ぼくの名前覚えておいてね!」と言いに来る子もいました。

どの人も、ともに未来を築く大切な仲間たち。この人と人との結びつきをとても愛おしく感じます。

海の世界に想いを馳せて

海の世界は町にいると遠く感じることもありますが、私たちが生きているのは「みんなのちきゅう」。たった1つの、水の惑星なんですよね。

日常の積み重ねが、海の未来を変えます!ぜひ一緒に、何かひとつでも続けていただけると幸いです。

 

最後に、私がいつも海に思っていること、この地球に思っていること、そしてみなさまに届けたいことを、お伝えします。

この記事の小見出し5つ、頭文字を縦に読んでみてください。そこに想いを込めました。

これからも「海の環境学習教室」を届けていきたいです。ご興味ある方はお問い合わせください。

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イルカ・クジラの世界から、海の未来を考える〜保育園で「海の環境学習教室」を実施〜

| 2023/03/14
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SAGARA NAO

相良菜央

アイサーチ・ジャパン代表

幼い頃からイルカが大好き!「イルカたちのために、青く輝く地球を大切にする人でいたい」という想いを抱き、幼少期から、地球の明るい未来を願って“自分に出来ること”を模索し実行して来た。 アイサーチ・ジャパン3代目代表に就任し、イルカ・クジラと自然の素晴らしさ・大切さを伝える活動をしている(イベント会場・学校での環境学習教室やビーチクリーンの開催等)。

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