自然に還るスマホケース!?サステナブルブランド「TIDAL GREEN」の魅力に迫る
自然に還るスマホケース「TIDAL GREEN」とは?
「TIDAL GREEN(タイダルグリーン)」は日本発祥のサステナブルアイテムブランド。
スマホケースの原料の80%に小麦が使われていて、家庭用コンポストで土に還るのだそう。
社会活動家やローカルなアーティストとコラボして作られた商品が多く、ジェンダーや年齢を問わず選べるデザインも特徴の1つです。また、利益の一部が商品ごとに設定された団体に寄付されます。
そもそもコンポストって何?
コンポストとは、「堆肥」や「堆肥化する容器」のことを指します。
野菜・果物の皮・芯などの生ごみや枯れ葉などの有機物は、微生物のはたらきで分解し肥料にすることができます。
私は海外のインフルエンサーが家庭用コンポストについて発信しているのをきっかけに知ったので、比較的新しい概念なのだと思っていましたが、実は日本の農家などでも昔から実践されてきたのだそう…!
ちなみに、私が実家にいた頃に庭で作ったコンポストはこちら。
使われていなかった植木鉢に土、落ち葉、石を入れ作りました。場所をとらず、案外手軽な材料で作ることができます。
みんなのちきゅう・ライターの磯野アサさんがコンポストについてのコラムを書かれていたので、気になった方はぜひそちらをチェックしてみてくださいね。

プラスチック包装ゼロ!
さて、本題に戻ります…!
今回購入したスマホケース「TIDAL GREEN」。まず嬉しいポイントが、配送時のプラスチック包装がゼロなところ。オリジナルのクラフトパッケージに入って届きます。
簡易包装ですが、比較的頑丈なパッケージなので安心◎
(環境に配慮した簡易包装)
ホームページにも「プラスチックの削減を目指しているため、簡易包装での包装を基本といたします。」と記載があります。
せっかくエコな商品を選択しているので、購入時にもプラごみを出す必要がないのは心地良いですよね♪
実際に使ってみた感想
今回私が選んだのは、「day’s eye」シリーズのbaby pinkカラーです。
桜のようなあたたかみのある優しいピンク色で、うっすらグレーの斑点が散りばめられています。
(帯には「From natural Wheat straw(天然の麦わら)と記載。」)
大きく描かれたイラストは、「平和」「愛」「希望」という花言葉をもつデイジーのお花。
世界で起こっている紛争でたくさんのヒトや動物が犠牲になっている。そんな中でも平和への希望を捨てないという思いや願いをこめて誕生したシリーズが「day’s eye」だそうです。
ちなみにこちらのday’s eyeシリーズは、利益の一部が国内外の動物愛護、救出活動団体に寄付されます。私が今回購入を決めたポイントの1つです。
実は今回TIDAL GREENさんのスマホケースを購入したのは2回目。
前回は、ファッションモデルであり女優の長谷川ミラさんとのコラボ商品で、グリーンのカラーを使用していました。
(手触りにもこだわった可愛い色合いのスマホケース)
前回のケースは触り心地がサラサラツルツルだったのですが、今回は少しザラザラとした手触り。
どちらも触り心地はいいのですが、ピンクの方が若干汚れには気をつける必要がありそうです。
ホームページにも摩擦により色移りする場合があると記載があったので、もし気になる方は濃いカラーを選ぶといいかもしれません。
前回のグリーンカラーは色移りなどはほとんどありませんでした。
耐久性については星5つ!
私は不注意で本当によくスマホを落とすのですが(笑)、しっかりと本体を守ってくれます。ほとんど傷無しの状態で使い終えることができました。
そしてなんといっても、このデザインが可愛い…!
グレーの斑点模様や質感から原材料の小麦を感じられ、優しいピンク色が心を和ませてくれます。
本当に自然に還るの…?
さて、皆さんが気になるのは「本当に自然に還るのか?」というところではないでしょうか?(笑)
そこで、今回使い終わったグリーンカラーのスマホケースで検証してみたいと思います。
野菜でも玉ねぎの皮やキャベツの芯などはなかなか土に還らずコンポストの中に残っているので、スマホケースは数ヶ月、ひょっとしたら数年かかるのでは?と想定しています。
いつかブログでお伝えできるよう記録に収めていこうと思っているので、楽しみに待っていてくださいね♪
スマホケースからエコな選択を始めてみよう
コンポスト可能なスマホケースを初めて購入した4年ほど前には、確か国内で販売しているところを見つけられず、海外のサイトで注文をしました。
今では日本発祥の素敵な商品を手軽に購入することができ、エコな商品の需要が少しずつ上がってきているような気がしてとても嬉しいです。
1つのスマホケースから地球にやさしい選択がもっと広がるよう願っています。
皆さんにも次のスマホ買い替えの際に、この記事を思い出していただけたら幸いです♪

自然や動物に可能な限り負担のない製品開発を行うサステナブルアイテムブランド。
生分解可能のiPhoneケースなど、ジェンダーや年齢問わないシンプルなデザインが特徴的。

KIO
Kio
ヴィーガンイベントオーガナイザー
大学時代に台湾のベジタリアン文化に触れ、動物とヒトの関わり方や、環境問題を考えるきっかけに。 飲食店のヴィーガンオプションを広めるために「Veg For Us」を立ち上げ、定期的にヴィーガンイベントを開催。愛知県岡崎市のゼロウェイストを目指すマルシェ「スコシズツ.マーケット」実行委員。