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「海のごみを宝物に」環境問題に興味のなかった私が、環境活動家になったキッカケ

玉村めぐみ
| 2024/05/17
初めまして。 沖縄・古宇利島を拠点に、世界中の海洋プラスチックごみを回収し、「可愛く楽しく、オシャレに」をモットーに、アップサイクル活動を行なっている玉村めぐみです。

【アップサイクルとは?】

本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。

 

世界中の海洋プラスチックごみをアップサイクルするために、出身地の静岡県浜松市から沖縄に移住して、もうすぐ2年。

もともと大の沖縄好きだったので、移住前は休みさえあれば沖縄離島の海によく泳ぎに行っていました。

 

沖縄が大好きで、海が大好き。それは今も昔も変わっていません。

 

しかし、ほんの数年前まで、環境問題に関してはまったくと言っていいほど興味を持つことができませんでした。

今でこそ環境活動家として、海のお話や環境にまつわることを発信させていただいていますが、なぜ環境問題に一切興味のなかった私が、今の活動をすることになったのか?

 

今回は、そのキッカケとなった出来事と経緯をお話していきます。

 

私を変えた沖縄の海

沖縄の海の素晴らしさに魅了された私は、約10年間、いろいろな島に行っては青く美しい海で泳ぎながら、沖縄の大自然にたくさんパワーをもらっていました。

 

 

太陽の光が差し込んだキラキラした海の中で、気持ちよさそうに泳ぐ生き物たちや、いろいろなカタチをしたカラフルなサンゴたち。

その景色はあまりに美しく、瞬きをするのも惜しいほど。

そんな美しすぎる沖縄の海で泳ぐ度に、沖縄の海がどんどん大好きになっていきました。

 

 

しかし、何年も沖縄を旅しているうちに、少しずつ違和感を感じるように。

数年ぶりに来た島の海に潜ったとき、カラフルなサンゴたちは白化をし、海の生き物たちの数は減っているように感じました。

そのときは「あれ?どうしちゃったのかな?」くらいに思っていたのですが、その違和感を感じてからまもなく、海のごみが原因で、ウミガメをはじめとする多くの生き物たちの命が犠牲になっていることを、よく耳にするようになりました。

 

「私の大好きな海の中で、一体、何が起こっているんだろう。」

 

沖縄の海が少しずつ、けれど確実に変化している現実を肌で感じたことにより、気が付いたら環境問題のことも自然と意識をするようになっていました。

 

このままでは、大好きな海の美しさが失われていく…。

私に何ができるのか分からないし、私ひとりが動き始めたところで、それは地球から見たら微々たることかもしれない。

 

けれど今、この環境問題をスルーしてしまったら、私自身が後悔しそう。

ひとりでも良いから、できることを始めようと思い、たった1人地元の海でごみ拾いをしたことが、すべての始まりでした。

 

関わりにくい環境問題

「環境問題」と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?

私は当初、「難しい・関わりにくい・退屈」という、マイナスなイメージしかありませんでした。

なので、環境問題には取り組みたいけど、大前提として自分が楽しくないことはやりたくないし、オシャレにカッコよく活動がしたいと思っていました。

 

なぜなら、そうでないと昔の私のように環境問題に興味を持つ人は少ないだろうと思ったからです。

「あれしちゃだめ、これしちゃだめ。」と眉間にシワを寄せながら、正論を話したところで、多くの人を巻き込むことは難しい。

それよりも、地球にいいことって、なんかオシャレ!カッコいい!

そうやってみんながワクワクしながら、地球にいいことを思わずしたくなっちゃうような活動を、日本中、世界中に広めていけたら、きっとこの世界は変わるだろうと考え、2022年「TRUE BLUE」というアップサイクルブランドを立ち上げました。

 

 

沖縄から日本全国、そして世界へ、アップサイクルの波を

「TRUE BLUE」とは「真実の青」という意味で、拠点である沖縄の海をはじめ、世界中の本当に青く美しい海を残していきたい!という想いで活動をしています。

海洋汚染の主な原因となっている海洋プラスチックごみを回収し、アクセサリーや生活雑貨などの制作・販売を行なっており、世界中の人たちが、海を愛する気持ちで繋がっていくために、イベントやワークショップ、旅の企画、そして利益の全額が海を綺麗にする活動に活用されるチャリティーワインの販売なども行なっています。

今後、世界中にもアップサイクル工房を展開し、世界中の人々がアップサイクルって常識だよね!という価値観にシフトしていけるよう、活動を広めていきます。

 

 

不要なものが宝物に変わる時代

現在、古宇利島の工房&ショップには、毎日たくさんの方がアップサイクル体験やお買い物をしに来てくださるのですが、そのほとんどの方々が、店内に置いてある作品を見て目を丸くして驚かれます。

 

「え!これ、本当に海のごみから作られているんですか?」

 

 

古宇利島の工房は、まさに海のごみのイメージが変わる場所。海洋プラスチックは大切な素材であり、ごみなんかじゃない。

私たちにとってビーチクリーンは、単なる環境活動じゃなく、無料の仕入れであり、宝探し。

不要なものが、宝物に変わる時代。ひとりでも多くの人と一緒に、世界中の青く美しい海を、思いきり楽しみながら綺麗にしていきたいです。

 

次回は、実際にアップサイクル体験を通してのエピソードを、いくつかご紹介をしながら、私が感じたことなどをお伝えしていきたいと思います。

 

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「海のごみを宝物に」環境問題に興味のなかった私が、環境活動家になったキッカケ

| 2024/05/17
玉村めぐみ
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玉村めぐみ

TAMAMURA MEGUMI

玉村めぐみ

TRUE BLUE共同代表

静岡県浜松市出身。2022年、作家・自由人の高橋歩と共に、世界中の海洋プラスチックごみを素敵なアート作品や生活雑貨などに生まれ変わらせていくアップサイクルブランド「TRUE BLUE」を立ち上げる。沖縄を拠点に、世界中の海でもアップサイクル工房を展開し、難しく関わりにくい環境問題を、楽しく、オシャレに、ワクワクしながら、日々発信をしている。

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